勝幡駅

久々に友人達と会うことになった。
朝9時18分名鉄巽ヶ丘駅から特急にのり、途中乗換えをして10時17分津島線勝幡駅に着く。義兄が以前津島の役所に勤めていた。当時結婚したての私は、子供の頃に食べた津島の「くつわ」というお菓子が懐かしくて、買ってきてもらったことがある。今も駅の売店にはきっとあるだろう。車内でそんなこと等を考えながら、車窓の景色を眺め、友人宅へ向かう。駅に売店はなかった。待合のいすは角がとれて丸くなり、なんとも座り心地がよい。さらっと乾燥した風が、ICカードの改札口を通り抜けて来る。
勝幡駅の待合の椅子の年古りて手すり色あせ角丸くなり
無人駅の色あせた椅子に初夏の風ICカードの改札抜けて